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長時間見たらどんな問題が??
子供にスマホやテレビを長時間(1日2時間以上)視聴させるとある問題が起こるようです。
どのような問題が起きるのでしょうか。
色々言いたいことはあるのですが、とりあえずまとめてみました。
共感力が失われる
スマホの画面ばかりを見せると共感力(協調性)を失うみたいです。
目の前で起こっている現実と、画面上に映し出される様々な映像により、自己が引き裂かれるらしいです。
スマホの画面に注意を削がれると、目の前にいる人の話を聞くことや、思いやりを向けたり、
相手の視点で物事を見ることはほぼ不可能になるみたいですね。

「何の話だったっけ??」ってなる事が多々ありますねw
スマホを使って無くてもこの問題が??
これは、ある実験をワシントンのカフェで100組のカップル対象にした研究ですが、
テーブルに1台のスマホが置かれている。または、どちらかがスマホを持っているだけで、
カップルのお互いに対する親近感や共感力が低下したそうです。
二人の関係が親密であるほど、スマホが共感力に与えるダメージは大きくなり、相手に理解されているとか、
サポートされている、大切にされているという感覚が低下するようです。
世界的にもリアルな交流を嫌っている??
10年間で、交流の幅はかなり縮小したそうです。
2018年のアメリカ・イギリス・ドイツ・オーストラリア・日本の18~34歳の4000人を対象に調査したところ、
電話よりもLINE等のアプリでコミュニケーションを取るほうがいいと答えた人が75%に達したということです。
でもコロナの影響で・・・
これはアメリカでの話ですが、ロックダウンが行われると、電話でのコミュニケーションが急増したそうです。
ビデオ通話も例外ではなくズームやスカイプ等のアプリのダウンロードが爆発的に増えたみたいです。
顔の表情が果たす役割
やはり、共感と人とのつながりを果たす上で、顔の表情が与える役割は相当大きいようです。
このことは現代の科学でも裏付けがなされているようでして。
対面コミュニケーションを取っているときに、無意識に相手のしぐさを真似するだけでなく、
脳波も同期していることがMRIで分かったようです。
オンラインでも顔は見えるけど??
オンラインでは、映像が止まったり、映像と音声がずれたり、画面がフリーズしたりすることがあります。
このような状況では相手をきちんと見たり、相手の話に同調することができません。
ビデオ通話では、カメラの角度によってはコミュニケーションを取る相手と目が合わないことが多いようです。

スマホを遠ざけると共感力が高まる
ある研究では、幼少期から2時間以上スマホやテレビを見せていると、
感情表現に困難の抱えることが立証されたようです。
証拠はあるの?
この研究チームは、スマホ、テレビ、ネットのない自然環境で、5日間に渡りキャンプに参加した
10~11歳の子どもたちを調べたところ、参加者はキャンプの前後に、写真や動画を見て、
そこに登場する人の感情を当てるテストを受けた。
このテストの結果、5日間スマホ等を見なかっただけで、子どもたちが他人の表情や身振り手振りといった
非言語的な感情のサインを読み取り、写真や動画に登場する人の気持ちを理解する能力は大幅に高まったそうです。
このサインを読み取る力は、キャンプに行かずいつも通りスマホ等を使っていた子どもたちと比べても高かったようです。
これは、スマホ等が無ければ仲間や大人と対面で交流する時間が大幅に増えるからだと、研究チームは考えているそうです。
「スマホでは、対面コミュニケーションほどたくさんの非言語的な感情のサインを学べない」
ということの裏付けになるという事ですね。
まとめ
今回は、子供にスマホやテレビを長時間(1日2時間以上)視聴させると共感力が低下するという
内容の記事をまとめさせていただきました。
この問題はテレビが普及し始めた1950年から警告されていたようですが、
いや、理屈は分かってるんですけどムリなんですよねw
何が無理ってスマホを一切見せずに育児をやれってことです。
自粛もありますが、1日中3歳以下の幼児を見るって相当体力使いますよ???
児童館もコロナのせいで行きづらいですし、プールの施設も空いていません
お互いストレスを溜めないために、見せるのは別に構わないのでは
と私は考えます。
子育てにはマニュアルがありません。
スマホダメ、テレビもダメで泣き叫ばれるよりは、youtube見せながらお菓子食べさせて
お互い穏やかに生活したほうが、ストレスフリーで絶対いいですよね。
でないと親が本当に持たないと思います。
ではでは!!