医療事務の仕事に資格は必要?未経験でも大丈夫?【現役医療事務が語る】

目次

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医療事務について

医療事務の仕事に就きたい方は多いと思います。

 

職場を退職された方の補充で求人を出せば数日内で(時期によりますが)募集が来る程度には人気のある職種です。

 

ですが、応募の際に「医療事務の資格を持ってないけど大丈夫かな?」なんて方もいるとは思います。

 

もちろん、資格を持っていたほうがイイに越したことはないのですが、

 

 

資格が無くてももちろん就職は可能です。

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てか、「あなた誰ですか?」「医療事務したことあるの?」って思われる方もいると思いますので、私の医療事務の経歴から紹介させて下さい。

管理人の経歴

私は高卒で医療事務の仕事に17年従事しており、現在も同じ職場で働いています。

 

医療事務のスタッフはほぼ女性なのですが、私は数少ない男性の医療事務員になります。

 

ですが、入社当時から皆さん優しくして下さり、今があると思います。

 

昔はお局的な事務員が居ましたが、今では全くいませんね。(他の病院やクリニックではいるかもしれませんが)

 

もしいたら、今の時代逆に浮いてしまいますね。

 

 

次に、実際に医療事務の仕事って何をするのかについて記載していきたいと思います。

 

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医療事務の仕事内容について

医療事務の仕事内容についてですが、はっきりいって

 

病院によって、やる事が全く異なる場合がある

 

というのは頭の片隅、いや、脳にしっかりとインプットしてもらえるといいです。

 

語弊があるかもですが、本当に職場によって仕事内容が変わってきます。

 

知り合いや友達にも医療事務員がいる為、

 

「え?そんな仕事までしてるの!?」

 

「そんな遅い時間まで残業!?」

 

っていうくらい、働く病院やクリニックによって仕事内容は変わってくると思っていいです。

 

では、以下に主な仕事内容を記載していきますね。

 

 

1受付業務

これはどこの病院でも当たり前の業務になりますね。

 

2021年10月20日より、オンラインによる資格確認が始まっている為、現在では保険証の代わりにマイナンバーカードを利用して、患者さんが受付をする事が出来ます。

 

ですが、そこまで普及は進んでいない為、保険証による受付が半数以上だと思われます。

 

 

2電話応対

何気に電話応対が面倒なんですよね。

 

好きな人は好きかもしれませんが私は苦手ですね笑 

 

電話応対の内容も多岐に渡りますが、主な内容としては以下の通りになります。

 

  • 入院費の問い合わせ
  • その他支払いについての問い合わせ
  • 各部署への電話取次
  • 各種クレーム対応

 

電話内容によっては他部署へ繋ぐ場合もあると思いますが、うちの職場では基本的に事務所のほうで処理していますね。

 

電話応対は簡単に見えてそうじゃありません。

 

病院ですので、耳が遠いおじいちゃんやおばあちゃんを相手にする事もある訳です。

 

そういった方の相手をすることもあるので、電話応対は簡単とは思わない方が良いです。

 

 

また、クレーム処理が大変ですね。

 

基本的にクレームを言ってくる相手は怒った状態で電話を掛けてくる訳ですので、「聞き手に徹する」というのが大事になってきます。

 

 

「自分は関係ないからクレームを言われる筋合いは無い」と思われるかもしれませんが

相手は「あなた」ではなく、「病院」にクレームを言ってる訳です。

 

聞き手に徹すると、大体の場合は相手の怒りが和らいでいきますので、その電話で解決することがほとんどです。

 

また、解決できそうにないと感じたら、上司に電話を変わってもらうのも手ですね。

3外来診療業務

これはどの医療機関でもメインになるお仕事ですね。

 

私の職場はそこまで外来患者さんが多くないのですが、多いところは診療終了がかなり遅くなる医療機関もあるみたいですね。

 

特に小児科や皮膚科は診療終了時間が遅い印象です。

 

ほとんどの医療機関では電子カルテになっているので、そこまで構える必要はないのですが、紙カルテの場合は各種手技料の入力等があったりするので、医療事務の資格がない人にいきなりやれとはならないはずです。

 

 

次に、医療事務のメインのお仕事の「レセプト業務」について記載していきます。

 

レセプト業務について

医療事務を初めて経験する方は、「レセプトってなに?」と思われるかもしれません。

 

医療機関では、各患者さん別の診療内容を取り纏めた「診療報酬明細書(レセプト)」を月末で締め切り、毎月10日までに提出するという業務があります。

 

 

今では電子カルテの普及によって、レセプト業務の医療事務員の負担も大幅に減ってきています。

 

ですが、私の職場では未だに紙レセなんですよね笑

 

知り合いの職場では、レセプト期間中は毎日21時過ぎまでの残業がザラにある言っていましたが、私からすれば「なんで?」って感じですね。

 

知り合いの職場の職員が少ないからかもですが、期間中毎日21時過ぎというのは私の職場では絶対にありえないですね。

 

もしあったら皆辞めるレベルでありえないです笑

 

 

次に、紙レセの月初から月末までの処理を以下に纏めましたので、ご覧頂ければと思います。

 

紙レセの処理内容を見れば、レセプト業務全体が分かってきますので、参考になると思いますよ。

 

1月初めのレセプト処理(紙レセの場合)

  1. レセコンに入力した診療内容と、カルテの記載内容に相違が無いかチェックを行う。
  2. チェック後に「診療報酬明細書」を印刷し、各主治医にチェックしてもらう。
  3. チェック後に事務所で取り纏めして10日までに提出する。

 

 

上記2の主治医によるチェックなんですが、病院によっては医事部スタッフが病名を付けてるとこもあるようですが、これは勤務経験が長くないと厳しいと思います。

 

 

2月中のレセプト処理

各部署から医事課に回ってくる「処方箋」等の伝票類をレセコンに入力していきます。

 

 

紙レセだとこの伝票類が病棟からガンガン降りてくるので、毎日または二日に1回は入力しないと大変なことになります笑

 

気付いた人は気づいたかもですが、月初のレセプト処理期間中もこの伝票入力業務はあるので、

役割分担はかなり大事ですね。

 

3月末時のレセプト処理

月末時には病棟から一月分の伝票で「毎月月末に提出するもの」があります。

 

これをレセコンに入力していくわけですが、電子カルテならこの行為自体必要なくなる訳ですのでいかに電子カルテが優れているかが分かりますね。無い場合は、月末はなかなか大変です。残業するまではありませんが、終業時間ギリギリまで伝票入力の闘いがあります笑

 

4その他の業務について

他にも病院によっては、医療事務のスタッフが行う仕事はあります。

 

経理業務やお小遣い業務(入院患者さんのお小遣い金を管理する業務です)等が当てはまりますね。

 

他には物品請求(病棟や他部署で利用する日用品)業務も行っています。

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

 

私の個人的な考えになりますが、医療事務の資格は無くても仕事に就くことは可能ですが、

 

やはり、資格があったほうが教える負担が減るので、早い段階から外来の診療業務に携わってもらう事ができますし、医療機関側からすればメリットになるわけです。

 

ですが、資格が無くてもまずは受付業務からやってもらい、慣れてきたら次は電話応対等と段階を踏んで業務内容を学んでいけるので、必須レベルで考える必要はないと思います。

 

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この時期は新社会人としてデビューする方が多いと思いますが、誰も最初から皆さんに即戦力としては期待していません。

 

出来ないのが当たり前ですし、失敗しないと仕事は覚えれません。

 

ですので新社会人の皆さんは臆する事無く挑戦してもらえればと思います。

 

まあ、一医療事務員がこんな事いってもなんの説得力も無いかもですが笑

 

最後までお読み頂きありがとうございました!!

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