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そもそもローカル5Gってなんじゃ??
「ローカル5G」って聞きなれない言葉ですよね。
私も最近まで知りませんでした。具体的に何かというと、建物や土地の所有者が免許を取得・構築する自前の5Gシステムのことです。
ですが自前で構築するのは難しいので代理の業者等にシステムの構築を依頼することも国から認められているようです。
5G自体の需要がどれ程あるのかまだ分かりませんが、個人レベルでは4Gで十分と考える方も多くいると思われますので、この「ローカル5G」は業種によりますが、コスト次第で急速に拡大していく気がします。
メリットや具体的な使い道について
では、メリットや具体的な使い道ですが、メリットは大体以下の3つになると思われます。
- 大手キャリアが手を付けないエリアに独自で導入することができる
- 使用用途に応じて、必要な時に必要な場所にネットワークを構築できる
- 接続自体を限定できるため、セキュリティが強固な通信を行える
アーティストのライブ時に大手キャリアが手配してくれる移動基地局の上位版みたいなノリでOKだと思います。(多分)
次に具体的な使い道ですが、調べてみたら結構な業種で活躍できそうです。
- 港でのクレーンの遠隔操作や自立運転
- 畑での自立制御ドローンを活用した作物の状態のデータでの把握
- 工場での遠隔ロボット制御や生産ラインを柔軟化
- 建設現場での自立施工や遠隔操作による施工
- 病院での遠隔診療
- サッカースタジアムでボールポゼッション等を観客にリアルタイムで配信
- スポーツ競技をVR等を活用し、映像をリアルタイム配信
働き方改革が~とか言われてますが、上記の内容を見てみると人間そのものがいらない流れになっているような気がします。むしろこれからはロボットやAIをメンテナンスする側の仕事が増えそうですね。
個人的にはサッカーが好きなのでVR機器を使ってその場にいるような臨場感で試合を見られたら最高ですね!
ローカル5Gには免許は必要?
免許についてですが、総務省がガイドラインを発表しているので詳しくはそちらをご覧頂ければと思いますが、ローカル5Gを扱えるのは第三級陸上特殊無線技士の資格所となっており、空中線電力100Wを超える場合、第一級陸上特殊無線技士の資格要件が適用されるとのことです。
ちなみに免許申請自体は2019年の12月24日より始まっているようです。みんな急いで申請だ!(なんでだよ)
総務省ガイドライン: www.soumu.go.jp/main_content/000646534.pdf
今回はローカル5Gについて記事にさせて頂きましたが、2020年は色々な事が劇的に変化する年になる気がします(あくまでも個人的にです)。仕事の在り方についても色々と考える年になるかもしれませんね。