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赤十字をかたるチェーンメール
数日前からでしょうか、日本赤十字社医療センターの医師を名乗る
メールが全国的に拡散されているようですね。
誰が何の目的が始めたのかは分かりませんが、どうやら同医療センターは
一切そのような情報は流してないようです。
私の親戚からもこのメールが届きましたが、内容も若干変えたり
送り主が静岡の~や、広尾の~等に変化を付けて送っているようです。
また、全く別の実在する医療機関名や医師名を使って送ってくる
メールもあるようですね。
そして、このチェーンメールを市議が真偽を確かめないまま
SNSに投稿しているケースもあったようです。
こんなくだらないチェーンメールの為に、日本赤十字社医療センターは
4月10日に院長名義で
「本件内容は当センターで発信したものではございません」
とのコメントをサイトに掲載したようです。
このチェーンメールについての問い合わせが多数寄せられている状況で
業務にかなりの支障をきたしている為、公式サイトを通して
アナウンスしたようです。
そもそも、この内容をいちいち電話で確認するのもどうかと思いますけどね(笑)
問い合わせても何も得るものはないと思いますが・・・。
しかし、世界的にこのような状況ですので、
皆さん親切心で拡散してしまったのでしょうね。
とりあえず「拡散してください」ってなってれば疑ってかかるくらいの
気持ちを持ったほうがいいでしょうね。(全てそうとは言い切れませんが・・・。)
誰が何のために拡散したのか
では、誰が何のためにこの情報を拡散したのでしょうか。
色々と調べてはみましたが、出所は分かりませんでした。
目的はとりあえず「業務妨害」ではないかと思います。
いま、この新型コロナの感染者数が爆発的に増えている状況のなかで
わざとこのようなメールを拡散し、問い合わせを殺到させ
それによる対応に時間を割かなくてはならなくなります。
また、このメール自体にリンク先等があり、医療関係者のPCで閲覧した
場合、ウイルス感染のリスクもあります。
もし感染した場合、そういった事にも時間と労力を割かなくてはならない可能性もあります。
医療関係者はいま身を削って治療に当たっている状況ですので
私も同じ医療従事者として絶対にこういった事は止めて欲しいと思います。
まあ拡散している側はこのような状況を楽しんで見ているのでしょうね。
ネット上ではみなさんこの件に関して以下のようにコメントしていました。
- この手のメールに関しては、馬鹿の検査精度はPCR検査よりはるかに高い
- 拡散している当人たちは、「世のため人のため」のつもりなのかな。
- 拡散する奴はコロナより怖い。
- チェーンメールと見抜くポイントがいっぱいあっても、見抜けない人が多すぎ。
今回は悪質な病院名を語るチェーンメールの拡散について記事にさせて頂きました。
今はこれだけ「誰でも情報を検索できる時代」になっておりますので
デマ情報に流されないよう正しい知識を持っていかなくてはなりませんね。
個人的に思うのは、50代と60代のこの手のチェーンメールに騙される率
は異常と思いました(笑)
偏見すみません。ではでは!