AIは人間と同じように偏見をするのか、また、なぜ偏見をするのか

今回はAI(人工知能)は「偏見」をするのかという点を記事にしてみました。
私自身AIの専門ではないので、分かりやすい言葉で解説していきます。

目次

スポンサーリンク

AIの機械学習について

AIは皆さんご存知の通り様々なアプリや産業等で活躍しています。

皆さんが使われているGoogleの画像検索もAIを使用しています。

ですが、AIは元々人間が作ったモノです。

そこにAIが自ら「機械学習」を行いAI自身が成長していくわけですが

例えば猫と犬を区別させようと思った場合

PC上に複数の犬と猫の画像をフォルダ別に分け、その後AIに機械学習を行わせますが、

初回は犬猫の判別率が80%程ですが、数をこなしていくと90%以上になっていきます。

こういった画像で学習をさせる場合、10万枚程の画像があれば完璧に近い判別が可能な
ようです。(普通の人はそんなに画像を用意出来ませんね(笑))

 

私は以前AIの勉強をしようと思い、Sonyが一部無料で提供している

Neural Network Consoleというソフト使用し上記の画像判別の勉強をしておりましたが、
あまりプログラムに詳しくないので途中で挫折してしまいました。

ですが、操作画面等は分かりやすかったのでプログラムに詳しい方は
簡単にマスター出来ると思いますよ!

機械学習のやり方次第で「偏見」が生まれる!?

話しを戻しますが、上記でお話したこの「機械学習」のやり方によって
どうやらバイアス(偏見)が生まれるようです。

学習方法や人間側が用意した画像によって様々な「偏見」が生まれることにより、
AIの「個性」という表現をしていいのか分かりませんが、そういったものが出来上がるようです。

 

たとえば犬の種類を覚えさせようとしたときに、私が個人的に大好きな
ビーグルの画像を省いたとしましょう。(ほんと好きなんです!)

そういった機械学習をした場合どのような偏見起こるかというと、
学習後にビーグルの画像を表示してもAIはビーグルをそもそも「犬」

という認識をしなくなります。これは極端な例ですがそういった「偏見」
は学習方法によっては十分に起こり得るということです。

画像の内容によっても判別の精度が変わってくる

次に画像の内容によっても「偏見」は生まれてくると思います。
犬の画像を用意しようと思っても犬種を全て網羅するのは難しいと思いますし

犬が写っている画像の向きや、光の加減でもAIが「犬」と認識しない可能性が出てきます。

そういった部分でもやはり「偏見」が出てくるのではと思います。

スポンサーリンク

人間にも偏見はあるからAIが偏見を持ってもよいのでは

確かに間違いではないのかもしれません。

人間は誰でも偏見を持つものです。
私のように一切偏見を持たない聖人を除いて。(嘘つけ)

ですが、AIが全部同じ偏見を持ったとしたらどうでしょう。

人間は不要という判断をした場合、人間対AIという某未来から来たサイボーグのおじさん

の映画のような世界もあり得るのです。

これは2019年のデータですが、機械学習の研究者に占める女性の割合は12%
しか無いそうです。

 

昨今これだけ多様性を叫ばれている世の中になっているので

AIの機会学習においても、女性の目線も間違いなく大事になると思います。

今回はAIは偏見をするのかという事をテーマに記事にさせて頂きましたが、

「手法」によっては間違いなく偏見は起こり得ると思います。
このAIによる偏見を無くすために、Google等が研究をしているようですので

 

いずれは偏見を一切持たない私のようなAIが生まれるでしょうね。(しつこい)

-ハイスペックでハイクオリティ-

\当ブログのWordPressテーマ/

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事