
目次
AI婚活って?
政府は来年度から、少子化対策としてAI(人工知能)を使った自治体の婚活支援事業を後押しするそうです。
システムの導入費用や、運営に助成金を出して婚活支援事業を推し進めることで、減少傾向が続いている
婚姻数を増やして少子化を食い止める狙いがあるということです。
具体的にどういったシステム??
内閣府の調査によると、マッチングサービスは、全国で約25の件が実施しているそうです。
マッチングサービスでは、年齢・学歴・年収などの条件に当てはまる相手を紹介する方式が一般的だそうです。
ですがこの方法だと機械的に選別してしまうため、出会いのキッカケを減らしてしまい、
結果的にマッチングの可能性を減らしてしまうそうです。
そこでAIの出番ということで、AIを活用してシステムでは、
趣味・価値観などの質問への回答や検索傾向などを基に、希望条件と合致していなくても
「自分に好意を抱く可能性のある人」を割り出し、提案することが出来るそうです。
婚活にAIに活用して効果があるの?
AIを活用したシステムは、すでに埼玉県や愛媛県などがAIによるシステムを導入しているそうです。
ちなみに埼玉県では、2019年度に成婚した38組中、21組がAIが提案したカップルだったそうです。
AI恐るべし・・・!
そもそも政府がやる意味は?
そもそも政府がやる意味ってなんでしょう。
全国的にも婚活をサポートしている自治体って意外と多いみたいです。
ですが、なかなか成果を上げられていないのが実情のようです。
そこで政府がそういったAIを活用した婚活支援事業を後押しすることになったようです。
AIシステムを導入及び運用する自治体に対して、経費の3分の2を補助するそうで、
予算額はなんと20億円にも及ぶそうです。ケタがえぐいですねw
ちなみに、民間でもAIを活用した婚活サービスは運用されているようですが、
手数料が数十万とかザラのようです。
それに対して、自治体が行う婚活支援事業は、費用が1万円~2万円程度に抑えられいるようです。
まとめ
今回は、政府によるAI婚活支援事業の後押しについて記事にさせて頂きました。
ちなみにネット上では、批判的な意見が多数ありました。
- 妊婦出産の費用を減らし、学費を安くし、年収を上げないと意味ないでしょ
- 婚活とかじゃなくて、子育て世代の貧困、出産等にかかる負担の大きさを考えてない
- 出産後に困っても自己責任で片付けられる世の中、このような問題を無視してAI婚活なんてやっても少子化なんて解決しない
私も概ね上記の意見には賛同します。
むしろ、上記の意見で言われていることを先に解決して、今回のAI婚活の後押しであれば、概ね賛同は得られたのではないでしょうか。
政府ってコロナ対策もですけど、目のつけどころが間違った意味でシャープですよねw
ではでは!!