
目次
エアロゾルとは
新型コロナウイルスのニュースばかりが入ってきますが
今回は「エアロゾル」について調べてみました。
まず、「エアロゾル」とはそもそも……
気体の中に浮遊する小さい液体や固体の粒子のことをエアロゾルと呼称します。
エアロゾルの種類
この、液体または個体の粒子になるまでの過程の違いで
呼称が変わってくるようでして、
- 粉塵
- ミスト
- ばいじん
等のように変わるようです。
気象学的にも呼称があるようでして
- 霧
- もや
- スモッグ
のようになるようです。
これから流行期に入る花粉症の花粉も「エアロゾル」に分類されるようです。
エアロゾル感染とは
そもそも、この「エアロゾル感染」という言葉が誤りです。
学会等の正式に定義されたものではないようでして、
様々なメディアを通して「エアロゾル感染」という言葉が出来上がったようです。
上記で記載しているように「エアロゾル」とは
あくまでも「粒子」の事ですので、「感染」とは別にして考えるべき
と個人的に考えます。
飛沫感染と空気感染
実は飛沫感染自体にも「飛沫感染」と「飛沫核感染」の
2種類があるようです。
詳しく調べてみたところ、
飛沫感染
咳や痰等の体から体外へ「飛沫」されるものによって、「核」が覆われた状態で
ウイルスが飛んで感染する状態。
ウイルスが飛んで感染する状態。
感染距離は約2m程。
咳や痰の覆っている「飛沫」が無くなると生存出来ないウイルスもある。
飛沫「核」感染
上記「飛沫感染」で記載した咳や痰の「飛沫」が
無くなった状態でも活動できるウイルスによる感染。
無くなった状態でも活動できるウイルスによる感染。
飛沫「核」感染については、別名「空気感染」と呼ばれるようです。
先程申し上げたように、「エアロゾル感染」という言葉自体
「間違い」とも言えませんが、話しをややこしくしてしまうので
単純に「飛沫感染」「空気感染」の2つに分類したほうが
個人的には分かりやすいのでは?と感じました。
新型コロナの空気感染って??
日本政府は発表していませんが、中国の保健当局が4日ほど前に
「密閉された環境」で「長時間・高濃度」の「エアロゾル粒子」にさらされた場合には、
空気を介した感染、「空気感染」が起きる可能性があると報道があったようです。
この「密閉された環境」「長時間・高濃度」という環境自体、
特殊な環境のようでして、医療現場では患者への気管内挿管を行う時
などでしかこのような環境にならないとのことです。
つまり、日常のオフィスや、電車内では「エアロゾル」という
粒子自体発生しないということなのかなと、個人的に考えました。
もし今後、空気感染もするようなウイルスに変異してしまうと
本当に恐ろしいですね。

感染対策は
とりあえず私たちが出来ることは「予防」しかないのではと考えます。
- 手洗い
- マスクの着用
- アルコール消毒の徹底
- 感染者の排泄物処理時の飛沫防止及び換気
- 空気清浄機の活用
これらの対策をして、少しでも感染予防に努めるしかないと思います。
上記の項目を皆さんがしているおかげかは分かりませんが
今年は、少なくとも私の住んでいる地域ではインフルエンザの
流行期はすぐに治まりました。
やはり「予防」は絶大な効果があると今回実感しましたね。
今回は「エアロゾル」について記事にさせて頂きました。
またコロナウイルス絡みのニュース等がありましたら
続けて記事にしていきたいと思います。